2月7日(金)の金曜ロードSHOW!で「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」が放送されます。劇場版の名探偵コナンといえば、アニメが始まった翌年の1997年から、毎年1作品は必ず公開されていて大人気ですよね。
今年も24作目にあたる、令和初の劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」が4月に上映を予定されています。
今回の「瞳の中の暗殺者」は、事前に行われた人気投票で1位を獲得しての放送ということで、公開から20年経っても支持される人気の理由はなんなのか、また人気投票の2位以下にはどんな作品がランクインしていたのか、気になったので調べてみました。
瞳の中の暗殺者とは
「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」は2000年4月22日に、劇場版シリーズの4作品目として公開されました。テレビ放映はなんと2007年以来、13年ぶりのようです。
キャッチコピーは「蘭の瞳に隠されたスナイパーを探せ!」と「Need not to know」
後者は警察関係者の隠語で「知る必要のないこと」だそうですよ。危険な匂いもしますが、そう言われると知りたくなっちゃいますよね。
監督はTVアニメ、劇場版ともに初期から務められているこだま兼嗣さん。ルパン三世やシティーハンターの監督としても有名ですね。
劇場版は7作目の『名探偵コナン 迷宮の十字路』までこだま監督が務められていますね。それ以降は総監督という肩書になり、全体を見ていらっしゃるのかなと思います。
脚本は古内一成(こうち かずなり)さん。2016年に60歳で癌により亡くなられていますが、劇場版の脚本を担当された数はなんと14作品!
2016年に行われた劇場版の人気投票TOP10のうち、8作品が古内一成さんが脚本を担当されたものでした。劇場版コナンといえばこの人、という方だったんですね。
おなじみの白鳥警部の声優さんが、まだ現在の井上和彦さんではなく、塩沢兼人さんが演じてらっしゃいますね。今では井上さんの声しか考えられないですが、塩沢さんの声も大好きでした。
ちなみに今の白鳥警部を演じていらっしゃる、井上和彦さんは劇中、別の役で出演されていますね。
瞳の中の暗殺者が公開から20年経っても人気の理由
(※以下軽いネタバレが入りますので、まだ見ていないという方はご注意ください)
今回の放送が決まった時のTwitterの反応や、いろいろなところでの評価を見てみると、気になったものとしては
- 推理、アクション、ミステリー、ラブコメのバランスが完璧
- ストーリーがよく練られている
- 予想を完全に裏切られた
- 序盤からショッキングなシーンが多くてドキドキする
- 人間臭いところが好き
- 犯人のスペックがおかしい
- 感情を揺さぶられる作品
- ホテルのあのシーンが印象的
- 園子のシーンでグッときた
- 終わりかたがいい
- 他の作品に投票したけど、上位なのは間違いない
- 主題歌が好き(小松未歩さん 「あなたがいるから」)
と、いろいろなところが挙がっていました。
もちろん放映が決まってうれしいといったツイートの数は凄まじく、20年前の作品にも関わらず、ここまで具体的に好きな理由があがってくるのはすごいことだなぁと思います。
どれかひとつが、ということではなく、これだけ見どころがたくさんあるんだよ、というのを教えてもらっている気持ちになりました。
自分もひさしぶりのテレビでの放送を楽しみたいと思います。
人気投票2位以下の作品は?
気になる2位以下はTwitterの方で結果が発表されていました。
🥇第1位 第4弾
瞳の中の暗殺者
77,991票🥈第2位 第18弾
異次元の狙撃手
60,535票🥉第3位 第5弾
天国へのカウントダウン
55,182票🏅第4位 第10弾
探偵たちの鎮魂歌
52,793票🏅第5位 第19弾
業火の向日葵
35,463票沢山のご投票
ありがとうございました👓— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 23, 2020
第2位 異次元の狙撃手
第3位 天国へのカウントダウン
第4位 探偵たちの鎮魂歌
第5位 業火の向日葵
となっています。2~4位はかなり混戦でしたね。
最近のコナン映画作品はあまり見れていなかったのですが、名前を覚えたのでこれを機に借りに行ってこようと思います。
ちなみにここ3年の間にテレビで放映された作品は、ラインナップからは除外されていたようです。有名なところで「ベイカー街の亡霊」などですね。
まとめ
放送する作品を人気投票で決める試みというのはおもしろいですね。
実際Twitterではいろんな作品の感想が飛び交っていて、それを見て気になるということもありますし、ランキングの中に見ていない作品があったら見てみようかなとも思います。
原作の方では青山剛昌さんが昔、100巻くらいで終わりにしようと思っているといった趣旨の記事を見た記憶があるのですが、たぶんまだ終わらないですよね?
劇場版もこれから続くと思うので、こだま兼嗣監督や、古内一成さんが脚本されていた作品から、また振り返って見てみようと思います。
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