「麒麟がくる」第八回「同盟のゆくえ」のネタバレあらすじと、前話(前回)の復習振り返り、キャストや相関図と次回予告などをまとめてみました。
尾張に潜入した光秀がついに織田信長と対面!織田家と今川家の戦いや、婚姻のゆくえがどうなるのか見てみましょう。
キャスト
明智十兵衛光秀:長谷川博己
明智光安:西村まさ彦
藤田伝吾:徳重聡
牧:石川さゆり
駒:門脇麦
斎藤利政(道三):本木雅弘
斎藤高政(義龍):伊藤英明
帰蝶:川口春奈
深芳野:南果歩
稲葉良通(一鉄):村田雄浩
土岐頼芸:尾美としのり
織田信秀:高橋克典
平手政秀:上杉祥三
織田信長:染谷将太
松平広忠:浅利陽介
今川義元:片岡愛之助
太原雪斎:伊吹吾郎
相関図
前話(前回)の復習振り返り
尾張の織田信秀は、周辺の敵対勢力に手を焼いた為、長年の敵である斎藤家との和議をすることに決めます。
斎藤利政(道三)もそれを受けますが、条件として斎藤利政の娘帰蝶と、織田信秀の息子信長の婚姻の話が持ち上がります。
帰蝶は以前、父の利政に従い美濃守護、土岐頼純と婚姻させられますが、頼純が敵方に内通していた為、利政に毒殺され斎藤家に戻ってきており、もうあんな思いはしたくないと婚姻に反対します。
帰蝶のいとこで仲の良い光秀は、説得を頼まれますが帰蝶の気持ちを考えると、本当に和議を結ぶべきなのか答えが出せないでいます。
主君利政は、尾張が持っている津島、熱田という湊が生み出す経済力、海の重要性を光秀に語ります。そして、その話を帰蝶にもしてやって欲しいと頼まれます。
一方、利政の息子高政と、稲葉良通(一鉄)らの国衆は、利政とは反対意見で、長く戦ってきた織田家と和議を結ぶどころか、婚姻関係を結ぶなど利敵行為だとして、婚姻させないようして欲しいと光秀に頼みます。
帰蝶の元に戻り話をしようとしますが、帰蝶は信長にまつわる、うつけという噂は聞くもののどういう人物かわからないので、信頼している光秀に見てきて欲しいと頼みます。
光秀は単身尾張に潜入し、湊の活気ぶりを目の当たりにします。
菊丸の助けもあって、遂に織田信長との対面が実現しようとしていました。
あらすじネタバレ
信長との対面
織田信長は漁から帰ってくるとその場で魚を捌き、市場に持っていくと高く売れるぞといいながら町人に一切れ一文で売ってしまいます。
町人の列に並んでいて、魚も買わなかった光秀を信長は怪しそうに見ますが、そのまま立ち去ってしまいます。
噂通りの変わり者だとわかった光秀は、帰蝶にどう報告したものか悩みます。
館の中にも入らず考えていると母、牧がやってきて光秀の父、光綱が亡くなった時のことを語り、国を守ることが大事と助言します。
帰蝶への報告
明智荘に滞在していた駒は、帰蝶に光秀のことを好きなのではないですか?と訪ねます。
駒はどうなの?と逆に訊かれ、うなずきながらも「困ってしまいました」と語る駒。
帰蝶は、もし光秀が自分のことを尾張に嫁に行かせたくないなら、そもそも信長がどんな人物か確かめて来て欲しいと言われても行かないはずだから、駒が困ることはないと伝えます。
光秀からの報告を聞く帰蝶。「尾張に嫁に行くべきか、光秀の口から聞きたい」と迫ります。
光秀は「尾張へお行きなされませ!」と断言し、「この帰蝶に申したな、光秀が言うのならば是非もなかろう」と涙を堪えながら、婚姻に応じる決意を固めます。
利政と高政の反応
利政(道三)、光安からは帰蝶をよく説得したと褒められる光秀。
利政は織田家のキーマンは信秀であり、体調が悪いと噂の信秀が家督を信長に譲れば、うつけものと評判なこともあり、恐れるに足りないと楽観視しています。
一方、高政(義龍)や稲葉良通(一徹)ら反利政勢力からも呼ばれる光秀。
なぜ婚姻を止めなかったと責められてしまいます。
美濃守護、土岐頼芸の館にも連れて行かれ、問い詰められますが、逆に熱田の市や湊を見たことはありますか?と問う光秀。
美濃にはない活気やめずらしい商品にあふれている熱田の市。同盟がなれば美濃の特産品をそこから売ることもできる。今川義元が戦で攻めて取ろうとしている土地を、婚姻のおかげで一滴の血も流さず恩恵を受けられる利を説きます。
ですが成り上がりものが許せない高政は聞く耳を持たず、土岐頼芸も政に興味がなさそうな様子を浮かべ、鷹狩りで疲れたので寝るという始末。
国衆を集めた高政の面目もつぶれ、母の深芳野に愚痴をこぼします。
挙句の果てに自分の父は利政ではなく、土岐頼芸に違いない。そうなのでしょう?と深芳野に詰め寄りますが、深芳野は「そう思いたいのなら思えばいい」と否定もしませんが、世継ぎは高政なのだから今は辛抱の時と忠告します。
京へと帰る駒
明智荘に帰ってくると、駒が明日京へと帰ることになったからと宴が開かれていました。
牧から扇をもらいましたと光秀に見せると、それは父の形見のひとつだと答え、駒に感謝している証だと伝えます。
翌日、途中まで駒についていく光秀でしたが、駒は別れが辛くなるからここで大丈夫ですと言いますが、そこの峠までと光秀も強引についていきます。
駒は光秀が帰蝶と別れる際に、見送らず書の整理をしていたことを挙げ、光秀は帰蝶のことが好きだから見送ることが出来なかったのではないですか?と問います。
「そうやもしれぬ」と答える光秀。肯定されてしまった駒は、涙をこらえながら「そのことをお聞きしたかったのです。やっぱりそうですものね」と自分に言い聞かせるようにうなずき、ここでお別れしますと礼を述べ、京へと帰っていきました。
動き出す今川義元
駿河の戦国大名、今川義元の元に岡崎城主で竹千代(徳川家康)の父、松平広忠が呼ばれます。
長く織田信秀と戦ってきた広忠は、以前戦で負け息子の竹千代を人質に取られています。
義元と参謀の太原雪斎はその広忠に、自分たちが手を貸すので織田を攻めるように促し、広忠も同意し計画が進んでいきます。
帰蝶の輿入れ
織田家に輿入れした帰蝶。信長との対面が行われるはずでしたが、その信長が見つからず城内は騒然としていました。
光秀は夜の縁側に一人座り、駒の残したお手玉をさわっていました。
つづく
次回予告まとめ
第九回「信長の失敗」予告では、ついに光秀の正室、木村文乃さん演じる妻木煕子が登場するようですね。父親の説もあり、光秀の与力として活躍した妻木広忠も登場するのでしょうか。
鉄砲を撃つ帰蝶と信長の姿もありますが、檀れいさん演じる信長の母、土田御前と帰蝶がバチバチにやりあいそうな雰囲気ですね(笑)
今川義元に尾張攻めを指示された、松平広忠は喉に短刀を突きつけられ物騒なことになっています。没年が1549年4月となっていて、放送では2月だったのでもしかすると・・・
菊丸も何か命じられていますが、尾張の市に紛れていて、信長と会う方法を知っていたりと気にはなっていましたが、これはもうかなり忍者の可能性が高くなりましたね。
三河出身で忍者といえば服部半蔵が浮かびますが、どうなんでしょうか。来週も楽しみですね!
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