2020年4月17日公開予定で、山﨑賢人さんと松岡茉優さんが主演される「劇場」にKing Gnu(キングヌー)の井口理さんが出演されるというニュースを見ました。
井口理さんと言えば、King Gnuのキーボード、ボーカルとして活躍されていて、昨年末の紅白出場、今年もKing Gnuとして3枚目のフルアルバム「CEREMONY」が初登場1位を獲得して好調なセールスが続き、話題になっていますよね。
俳優としても2019年に短編映画の「ヴィニルと烏」、2020年秋の公開が予定されている「佐々木、イン、マイマイン」にも出演が決定している井口理さん。今回出演が発表された「劇場」がどんな映画なのか内容やあらすじ、評判が気になったので調べてみました。
映画「劇場」の内容、あらすじ、評判は?
2015年に「火花」が大ヒットした又吉直樹さん原作で、小説は2017年に発売されており、初版30万部で刊行したものの、爆発的な売り上げで発売から1週間も立たずに増刷され話題になりました。
ちなみに初版でこれだけ発行されるのは、村上春樹さんの「1Q84」「騎士団長殺し」に次ぐ快挙だそうです。すさまじい人気ですね。
気になるあらすじは、演劇が好きで劇団を立ち上げたはいいものの、世間からは酷評されてギリギリな生活を送っている主人公永田と、女優を夢見て上京した大学生、沙希の恋愛物語という面と、夢を追いながら生きる若者の挫折を描いた青春物語という2つの面があるお話のようです。
作者の又吉直樹さんはインタビューで、誰もわるくないんだけど、みんな苦しんでいるというテーマが昔から気になっていて、書かずにはいられなかったと答えています。
かなり挫折の面が強そうでちょっと見るのがこわそうな気もしますね。
原作の評判は、「希望をもらった」や「切なさや緊張感がいい」とポジティブものが多く見られましたが一方で、
- 主人公に感情移入出来なくて、読むのをやめようかと思ったが、最後まで読んでよかった
- 中盤は主人公にイライラしたけど、終盤は共感できた
という主人公に感情移入できなかったという意見も見られます。そういう方も最後まで読むと満足されているのがおもしろいですね。自分は読んだことが無いのですが、かなり気になりました。
映画「劇場」のキャスト、スタッフ
King Gnuの井口理さんは主人公永田と同い年で、注目の劇団を主宰している小峰役で出演されます。ご本人はラジオの放送でも、スペシャルサンクス的にちょこっと出てますと仰られていましたが、俳優としてどんな演技をされるか気になりますよね。
主人公の永田役は、昨年のキングダムのヒットがまだ記憶に新しい山﨑賢人さんです。今回解禁されたポスターでは、めずらしくひげを生やした姿で演じられていますね。
ヒロインの沙希役は松岡茉優さんです。「万引き家族」や「勝手にふるえてろ」で着実に女優としての評価を上げてらっしゃいます。バラエティもこなしてマルチな方ですよね。
お父さんが佐藤浩市さん。おじいさんが三國連太郎さんと、俳優のサラブレッド感あふれる寛一郎さんは永田と劇団を発足する友人役で出演されます。つい先日も、2月28日からAmazon Prime Video独占配信予定の、湘南純愛組で主役の鬼塚英吉役で出演されるニュースが出たばかりですね。
主人公の作った劇団の団員役で、今話題のアニメ「映像研には手を出すな!」で主役を演じられている伊藤沙莉(いとうさいり)さんも出演が発表されています。
監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」や、二階堂ふみさんと吉沢亮さんが共演された「リバーズ・エッジ」の行定勲(ゆきさだ いさお)さん。
音楽はサニーデイ・サービスの曽我部恵一さんと、今話題の人が多く、かなり豪華なスタッフ陣になっていますね。
井口理さん出演決定を受けてのネットの反応
ネットでの反応を調べてみました。一部をご紹介すると、
- 俳優井口理、待っていました
- 楽しみでしかない
- 劇場で絶対見ます
- 俳優業がいそがしくなってきた
- ギャップがすごい
- えっ井口理?!?!?
- 井口さん何してんのw
と、喜びと驚きの声が多く見られましたね。井口理さんと言えば、個人的にクソリプが有名で楽しませてもらっていますが、ちゃんとしめる時はしめる的なところは本当にすごいしカッコいいなと思います。
まとめ
今回調べてみて思ったことは、King Gnuの井口理さんが登場するシーンはあまり多くないようですが、やはりどんな演技をされるのか非常に興味がありますし、初週で30万部を売り上げた人気作品を、主演の山﨑賢人さんをはじめ今話題の方たちがどう表現されるのか見てみたいですよね。
なんとなく中盤の永田と沙希のすれ違いや衝突が予想できますが、見た人が最後に満足する終わり方とは何なのかが気になったので、楽しみに公開を待ちたいと思います。
コメント