2月25日に林修の今でしょ!講座【大注目の長生きパワー「枝豆」VS「ピーナッツ」最強豆はどっち!?】が放送されます。
番組の中で生活習慣などの死亡リスクが20%下がったり、直腸がん予防や便秘解消にも効果があるというピーナッツ(落花生)が紹介されます。
ピーナッツというとナッツ系の中でも、脂肪が多そうなイメージだったり、食べすぎて鼻血が出るなんていうことも聞いたことがありますよね。
実際どうなんだろう?と気になったので、ピーナッツについて調べてみました。
目次
ピーナッツの健康効果、生活習慣病、がん、老化、便秘対策に!
自分は考えたこともなかったのですが、ピーナッツがどういうふうに収穫されるかご存知ですか?
ピーナッツという名前が紛らわしいのですが、普通ナッツというと木の実を指しており、アーモンドやくるみ、ピスタチオなどいろいろありますが、ピーナッツはそれらとは違い豆科の植物で、地中で育つ別の植物なんだそうです。
▼アーモンド
▼ピーナッツ(落花生)
ただ味や食感、栄養成分はナッツとかなり似ているので、その仲間として扱われているようですね。
そんなピーナッツがハーバード大学の研究でさまざまな効能があることが発表され注目されているそうです。
ピーナッツには大きく分けてタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルが含まれているようですが、その中の何が効くのか、番組で紹介される3つの効能を調べてみました。
(1)生活習慣病での死亡リスクが20パーセント低くなる
ハーバード大学の研究によると、12万人以上を対象に30年かけて調査したところ、ピーナッツやナッツを毎日食べ続けると、生活習慣病での死亡リスクが20%も低くなるという結果が出たそうです。
理由としては、マグネシウムやカリウムなどのミネラルや、ビタミンE、B1、B2といったビタミン類、食物繊維、アルギニン、オレイン酸など体を活性化させ、病気の予防に有効な成分がたくさん含まれており血管を強くするのだとか。
また健康効果が広まり、価格が上がってしまったアーモンドなどと比べると、栄養価は少し下がるものの、手頃な値段で入手出来るというのもいいところなのだそうです。
たしかにアーモンドは量と比べて、少し高い印象を自分は持っていました。
(2)老化やがんを予防する「レスベラトロール(ポリフェノール)」
ピーナッツの薄皮に含まれているレスベラトロールというポリフェノールが豊富だそうで、細胞の動きをゆるやかにしてくれる為、確実に正しい情報が細胞に伝わりがんや老化予防(アンチエイジング)に効果があるのだそうです。
さらに薄皮には、花粉症の炎症を抑える効果やインフルエンザウイルスの数を1/1000に抑制する効果も発見されたようで、ちょうど動物実験で検証されている最中だそうです。
薄皮の部分を自分は剥いていたような気がしますが、ついた状態で食べた方がよかったのですね。
(3)豊富な食物繊維で、直腸がん予防や便秘解消
日本人に不足しがちと言われている食物繊維。1日30粒食べるとその不足を補うことができて、便秘の解消や直腸がん予防につながるそうです。
またピーナッツは食物繊維だけではなく、腸内細菌を変化させて便通改善を促しているという最近の研究結果も出てきているようです。
食物繊維足りてないなと自覚することが多いので、ここは気になるところです。2ヶ月くらい続けるといいようです。
適量は30粒!高カロリーは大丈夫?
いいことづくめに思えるピーナッツですが、なにごとも食べすぎはよくないようで、1日の目安は20~30粒くらいのようです。
また卵や蕎麦のようにアレルギーの表示義務がある食品になっているので、アレルギーをお持ちの方は注意が必要ですね。
ピーナッツは高カロリーなので太りやすいというイメージもありますが、脂質の20%が肉やバターなどの動物性食品に含まれる飽和脂肪酸で、残りの80%は不飽和脂肪酸という中性脂肪やコレステロール値を調節してくれる、体にいい脂肪なので食べすぎはもちろんよくありませんが、30粒程度であれば半年間食べ続けても体重に変化が出た人はいなかったそうです。
鼻血に関しても、もともと医学的な根拠はないそうなので、気にすることもないようです。
油はあまり摂らないほうがいいと思っていましたが、摂ったほうがいい油もあるというのはおもしろいですね。
林修の今でしょ!講座で紹介されたピーナッツレシピ
ピーナッツバター
番組にも出演されている、伊集院光さんがラジオでお話されていて話題にもなったピーナッツバターですね。新井恵理那さんもインスタでつくったものをアップされていましたが、作り方は簡単。
薄皮がついたままのピーナッツ、落花生をフードプロセッサーやすり鉢でつぶすだけです。
食感や甘さはお好みで、砂糖を加えられる方もいらっしゃいます。
食パンが欲しくなりますね!
フードプロセッサーにかける時間は1分15秒がオススメだそうです。
コロッケや唐揚げのパン粉をピーナッツで代用
他にも番組ではコロッケや唐揚げを作る際に、パン粉の代わりにミキサーで細かくしたピーナッツを使うことで、抗酸化作用を上げるという効果が紹介されていました。
ピーナッツご飯
吸収効率が上がる食べ方として、薄皮がついたままのピーナッツをご飯と一緒に炊飯器に入れて、少量の塩を入れて炊くだけで作れるピーナッツご飯が紹介されていました。
ちなみに空腹時に急激に食べることで血糖値は上がりやすい為、タイミングとしては朝ピーナッツを食べるのがオススメだそうですよ!
炒りピーナッツ
これもシンプルで、フライパンに何も引かずにピーナッツ、落花生をいれて炒るだけですね。
つやや、少し焦げ目がついてきたら完成です。香りが一段と引き立つようです!
まとめ
今まで知らずにいたピーナッツの健康効果が生活習慣病、老化、直腸がん、便秘予防といろいろわかって自分でも勉強になりました。
薄皮がついたまま食べるというのがポイントでしたね。ちょっと苦いような気もしますが、慣れてくるうちに気にならなくなるそうですよ。早速試してみたいと思います。
kindle unlimitedに加入されている方は↓の本に小魚ピーナツというレシピも載っていますので、試されてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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