こんにちはコマルです。
スペイン1部リーグバルセロナでプレーする日本代表MF安部裕葵(あべひろき)選手が、2月2日の試合にて負傷交代したニュースがありましたが、本日2月5日にクラブチームから「右ハムストリング断裂」の発表がありました。
2月11日に手術をする事が発表されていますが、復帰がいつになりそうか、そもそもハムストリング断裂とは?怪我の治療方法や全治なども調べてみました。
東京五輪も迫っていますのでとても心配ですね。
追記:
サッカー、スペイン1部リーグのバルセロナは11日、Bチームでプレーする21歳のFW安部裕葵が右太もも裏の腱の手術を受け、5カ月間離脱すると発表した。7月に開幕する東京五輪の代表入りは絶望的となった。抜粋:共同通信
公式に5ヶ月の離脱が発表されました。オリンピックを期待されてただけにとても残念ですが、無理をせずしっかり治療してほしいですね。
目次
安部裕葵(バルセロナ)の復帰はいつ?
現在はバルセロナでプレイしている安部裕葵選手ですが、過去の実績など、まずは簡単に現在のプロフィールを紹介しておきます。
安部裕葵(バルセロナ)プロフィール
(画像インスタより)
名前:安部裕葵
よみ:あべひろき
生年月日:1999年1月28日
年齢:21歳
出身地:東京都北区
身長/体重:171cm/65kg
経歴:
2016年
・全国高校総体で大会優秀選手に選ばれる(広島県瀬戸内高等学校)
・9月23日に鹿島アントラーズに内定
2017年
・鹿島アントラーズ入団
・4月22日ジュビロ磐田戦でプロ入り初先発
・6月21日FCマルヤス岡崎戦でプロ入り初得点
2018年
・Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞
2019年
・5月24日に日本代表初選出
・6月18日のチリ戦で日本A代表デビュー
・7月12日にFCバルセロナBチームへの移籍を発表
・9月1日バルセロナ移籍後公式戦デビュー
復帰はいつになる?オリンピックは?
追記:
公式に5ヶ月の離脱が発表されてしまいました。あまり当てたくない予想が当たってしまい、とても残念です。これによってオリンピックへの出場は絶望的になってしまいました。
残念ながら安部裕葵選手の復帰について、現在のところクラブチームから全治は不明と発表されています。
なので、過去に同じような怪我をしたサッカー選手の復帰時期から探ってみたいと思います。
・イングランド代表主将のFWケーン
サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムは9日、イングランド代表主将のFWケーンが左太もも裏の断裂したけんを修復する手術を受けると発表した。1日のリーグ戦で負傷した。長期離脱の見込みで、4月の練習再開を目指すという。(讀賣新聞オンライン抜粋)
こちらは新しいニュースです。先月手術をしたケーン選手ですが4月の練習再開を目指すとの事です。
試合への復帰は調整も含めて5ヶ月〜6ヶ月でしょうか。
・ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥーバー
2015年に同じく太ももの筋断裂により、193日離脱をしていたようです。約6ヶ月ですね。
どちらの選手もハムストリングスの筋断裂によって手術をしていますが、復帰まで6ヶ月程度かかりそうな事がわかります。
安部裕葵選手の怪我の具合がわかりませんので、実際にはわかりませんが、同じく手術をするとの事なので復帰までは6ヶ月程度かかってしまうかもしれません。
東京五輪のサッカーの試合日程が7月22日からとなっていますので、かなり厳しい状況でしょうか。
ゆっくり治して欲しいですが、なんとか五輪の舞台で安部裕葵選手の活躍がみたいですね!
ハムストリング断裂の治療方法や全治までの期間は?
安部裕葵選手の負傷として発表された「ハムストリング断裂」とはいったいどんな怪我なのでしょうか?
治療方法や、全治までの期間などを調べて見ました。
ハムストリング断裂とは?
ハムストリング(ハムストリングスとも言う)というのは、太ももの裏の筋肉(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)の事を言うようです。
そしてハムストリング断裂というのは、いわゆる肉離れの事で、肉離れが起きる原因のメカニズムは以下のように説明されています。
主にスポーツ中の特にダッシュなどで筋肉が収縮している時に、正反対の伸ばされる力が加わることによって起こる筋肉の断裂です。例えばふくらはぎの筋肉が収縮しようとしている時に、地面を蹴って足関節が背屈(ふくらはぎは伸ばされる)方向に力が働いた場合、筋肉がこのストレスに耐えられずに離解断裂する。その結果離解部の空間が生じ、そこに出血が貯まる。(https://www.zamst.jp/tetsujin/thigh_calf_shin/muscle-strain/)
そしてこの肉離れには、損傷度という物があり
軽度:筋肉が引き伸ばされた程度の物。
中程度:一部の筋繊維に断裂が見られる物。
重症:筋膜の断裂が見られる物で、場合によっては手術が必要。
となっているようです。
安部裕葵選手の場合、手術が発表されているので重症という事になるのでしょう。
ハムストリング断裂の治療方法は?
上記の損傷度が中程度の場合は以下のような治療を行うようです。
原則的に手術の必要はほとんどなく、主に保存治療を行います。初期治療として受傷後48時間はRICE療法が有効です。また、市販されている持続冷却器も有用です。疼痛が軽減したら日常生活動作を許可します。硬結(しこり)部周囲の違和感に対しては、電気刺激や鍼治療も有効です。腓腹筋を受傷した場合には、テーピングを使って足関節を軽度底屈位で固定し、肉ばなれが進行しないようにします。(https://www.zamst.jp/tetsujin/thigh_calf_shin/muscle-strain/)
RICES両方というのは肉離れの時の応急処置の方法で、
- Rest(安静)痛みがなくなるまで安静にする
- Ice(冷却)怪我の後12時間〜24時間にわたり繰り返し冷やす
- Compression(圧迫)腫れが消えるまで包帯やテーピングにて圧迫する
- Elevation(拳上)怪我の後24時間まではできるだけ足を挙げて過ごす
- Stabilization(固定)痛みがなくなるまで極力固定しておく
という物のようです。覚えておくともしもの時に役に立つかもしれませんね!
しかし重症で完全筋断裂がある場合などには、手術が必要になるようです。
完全断裂の場合には断裂した筋肉同士をつなぎ合わせる手術が行われます。断裂部位をそのまま放置したり不完全な治療を行ったりすると、断裂した筋肉が正常につながらず、運動障害や筋断裂の再発を生じやすくなります。(MedhicalNote抜粋)
安部裕葵選手も上記のような手術をするのでしょうか?
手術をした場合には再発がしやすくなると記載がありますが、プロサッカー選手にも肉離れの再発で苦労されている方がたくさんいるようです。
安部裕葵選手はまだとても若いので、回復力に期待したい所ですね。
ハムストリング断裂の全治までの期間は?
軽度の症状で1〜2週間。
中程度の症状で1〜2ヶ月。
重症の場合には手術によって治療をしますので、症状によって変わるようですが3〜5ヶ月程度全治までにかかるようです。そこからの調整期間なども含めると、早くても4ヶ月、遅ければ、やはり6ヶ月程度復帰までにかかってしまうのかもしれません。
まとめ
今回はバルセロナでプレーする日本代表MF安部裕葵(あべひろき)選手のハムストリング断裂について、復帰がいつになるのかを予想してみました。
予想では6ヶ月程度となってしまいましたが、予想が外れて早く復帰してくれたら嬉しいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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